2021-22年度 国際ロータリー会長テーマ

Serve to Change Lives
奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために

 

2021-22年度国際ロータリー会長
シェカール・メータ
カルカッタ・マハナガルRC(インド)

RI会長メッセージ

人のために世話をし、奉仕することが最良の生き方。なぜなら、その経験を通じて誰かの人生だけでなく、自分の人生を豊かにできるのだから……。国際ロータリーの次期会長であるシェカール・メータ氏はこう述べ、 奉仕プロジェクトへの参加を会員に呼びかけました。2021-22年度 の会長テーマは「奉仕しよう  みんなの人生を豊かにするために」です。ロータリーでの奉仕プロジェクトへの参加を通じて自身が人間として成長したことに触れたメータ氏は、その経験を通じて他の人のニーズに目を向けるようになったと述べました。クラブ入会後まもなく、メータ氏はインドの僻村を支援するプロジェクトに参加しました。そこで村人たちの状況を目にしたことで、奉仕への決意が固まりました。「同胞たちが抱える苦境を真に理解しました」とメータ氏は語ります。「ロータリーが私の心に火をつけました。自分の身の回りを超えたところに目を向け、人類全体を考えるようになりました」とメータ氏。「奉仕が私の生き方となったのです。多くの方々と同じように、‟奉仕とは、自分がこの地上に占める空間に対して支払う家賃である“という信条を持つようになりました」

メータ氏は、リーダー達に自らが模範となって導き、測定可能・持続可能なインパクトをもたらす奉仕プロジェクトへの会員の参加意欲を引きだすよう呼びかけました。また、各クラブが「ロータリー奉仕デー」を実施することを求めました。「ガバナーとしての役目が終わるとき、皆さんは、ご自身のリーダーシップ、ご自身がロータリアンとローターアクターに与えたインスピレーションのおかげで、会員による奉仕を通じて世界が前よりもよくなったと感じるはずです。」 多様性と会員基盤の向上に焦点を当てるメータ氏は、2021-22年度には会員が女子のエンパワメントに力を注ぎ、教育、リソース、奉仕、機会など、未来の女性リーダーの成功に必要な手段を与えてほしいと述べました。その上で、多様性、公平さ、開放性に対するロータリーの信念を会員が活動の指針とすることが大切であると語りました。「世界各地で女子は多くの問題に直面しており、リーダーである皆さんは、こうした女子が抱える問題にロータリーが取り組み、それを和らげるように導くことができます。」

奉仕を通じて大きなインパクトをもたらすには、ロータリーの会員基盤を広げる必要がある、とメータ氏。全世界の会員数は、過去20年間、約120万人のまま横ばいです。このため、2022年7月1日までに130万人に増やすことを目指して地区で率先して活動するよう呼びかけました。メータ氏の「Each One, Bring One」(みんなが一人を入会させよう)は、今後17カ月間、全会員がロータリーに一人を入会させることを求めるイニシアチブです。会員基盤を広げながら、ポリオ根絶活動、新型コロナウイルスとの闘い、地域社会への奉仕を続けていくのは野心的な目標であることを認めた上で、「だからこそ皆さんの意欲が駆り立てられるでしょう。」 「挑戦に立ち向かうのがロータリアンだからです。」と語られました。

2021年国際協議会テーマ講演より、杉川ガバナーエレクト抜粋

2021-22年度国際ロータリー会長

シェカール・メータ

2021-22年度 ガバナーメッセージ

 

国際ロータリー第2710地区

2021-22年度ガバナー 杉川 聡

ガバナーから地区の皆様へ

コロナ禍の中、新年度がスタート致します。新しい年度を迎えるに当たり、クラブ会長をはじめとするクラブ指導者チームの皆様には、コロナ禍の影響でPETSや地区研修・協議会をバーチャル対応とさせて頂きましたので、例年通りの準備をすることが出来なかった事を心よりお詫び申し上げます。PETS、地区研修・協議会の動画の中や冊子でお伝えしていますが、ここに改めてクラブ会員の皆様に新年度のRI会長テーマ、ガバナー信条をお伝えし、クラブ会員全員が元気なクラブ運営に取り組んで頂きますよう期待致しております。

〇2021-22年度 シェカール・メータRI会長テーマ

「Serve to Change Lives」 「奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために」

〇RI  2021-22年度年次目標

  1. 2022年7月1日までに会員数130万人を目指します(each one, bring one)
  2. 各クラブが「ロータリー奉仕デー」を開催して下さい
  3. 女子のエンパワメントに力を注ぎ、教育、リソース、奉仕、機会など、未来の女性リーダー成功に必要な手段を与えて下さい

〇ガバナー信条と地区重点方針

「みんなのためになるかどうか。未来のためになるかどうか。」

~多様性を受け入れ、相互理解を深めよう!!~

・クラブ運営の積極的支援:クラブに今以上に役立つ「地区」になるために、現在の運営内容(地区委員会の在り方、行事の在り方、組織)等を見直す

・会員基盤の強化:会員数の増加と会員数の維持、退会防止策の検討

・クラブのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進支援:ZOOMなどを活用し、例会や会議などの対応力強化

・ロータリー奉仕デー推進支援、他団体との連携

・ロータリークラブとローターアクトクラブ間の協力強化

・ダイバーシティ理解を深める卓話実施

 

コロナの蔓延によって、世界は大きく変わって行こうとしています。ロータリーの会合も、バーチャル会議の開催等が多くなりました。各クラブは時代に即応するクラブ運営のあり方を真剣に考える必要があります。従来の慣習に捉われずに、思い切った改革を実行して参りましょう。ニューノーマルの時代に適合したロータリー活動を模索して行こうでは有りませんか!!

常に前だけを向いて、その時代に適した「奉仕と親睦」を実行して行こうでは有りませんか!!皆様の前向きな行動を強く期待しております。宜しくお願い致します。

2021-22年度福山東ロータリークラブ会長 活動方針

”We are the ones who make a brighter day. So let’s start serving.”
(訳) 僕らが輝く未来を作るんだ。だから、奉仕することを始めよう。

2021-22年度 福山東ロータリークラブ

会長 三谷 浩二郎 (みたに こうじろう)

活動方針

1.新型コロナウィルス禍で痛んだロータリークラブ活動の修復-できることから、着実に!

2.退会防止と会員増強-純増1名の実現

今年の福山東RC会長テーマについて説明します。今年の福山東RC会長テーマの元になったものは、1985年に発売された”We Are The World”のコーラス部分の歌詞の一節です。元は、「We are the world / We are the children / We are the ones who make a brighter day / So let’s start giving」(以下、省略)となっていますが、最後の「giving」をロータリー用に「serving」に変えました。”We Are The World”は、チャリティーのためのシングル楽曲として、数々のトップ・アーティストたちが集結したUSA for Africaの名義で1985年にリリースされました。楽曲制作はLionel Richieと今は亡きMichael Jackson、プロデューサーは Quincy Jones が務めています。発表後、この曲は全世界で2000万枚を超えるセールスを記録し、その収益は、度重なる内戦のために難民となり、それに加えて、1983年からエチオピアで発生していた数十万人が亡くなる程の大規模な飢饉に苦しむアフリカの人たちの支援・救援に使われました。この楽曲の背景や精神、歌詞の内容はロータリーの精神と活動に通じるところがあると思います。楽曲発表からすでに35年以上が経過しましたが、この曲が風化し忘れられ、消え去るわけではありません。今年1年間は、この歌詞を口ずさみながら、ロータリーの精神を唇にのせて、様々なクラブ活動や奉仕活動をする1年にしたいと思います。