国際ロータリー第2710地区
2025-26年度ガバナー 土肥 慎二郎

第1  2025-26年度RI会長メッセージ
国際ロータリー(以下RI)は、2017年にロータリーのビジョン声明を発表し、そのビジョンの実現のために行動計画を策定、2019年には4つの戦略的優先事項と目標を発表しました。さらに2023年には3年間の継続目標を設定し、2024年にはその継続目標がこれまでの年次目標(RI会長テーマ)の設定の必要性を上回るものとして、ロータリー章典第27.060.00節にある「年次目標」の項目を削除しました。
2025年国際協議会(2025.2.9)で示されたメッセージは

UNITE FOR GOOD 「よいことのために手を取りあおう」です。

そして、「会員こそがロータリーの財産」として会員増強の必要性をあげています。そのためのキーワードは、革新、継続性、パートナーシップです。ロータリーを活性化し、新たな声や考え方を取り入れ、世界中の地域社会への奉仕を強化します。

第2 ガバナー信条
「Enjoy Rotary」 ~思いやりと奉仕の心で~

 Enjoy;楽しむ、喜ぶ、享受する、満足感を得る
「ロータリーを知り、楽しみ、仲間を増やそう」

ロータリークラブは1905年にアメリカのシカゴで誕生しました。
ポール・ハリスら4人のメンバーより生まれたクラブは、異業種間の親睦と互恵主義そして奉仕理念の確立より急速に発展し、その志を同じとするクラブが次々に生まれ、それは国境を越え、今では世界200か国以上の国と地域に広がり、クラブ数は36635クラブ、会員数は約114万人(2024.9)に達しました。
私はロータリーがこれまで発展してきたのは、ロータリーの考え方の中に人を動かす大きな何かがあったからだと思っています。そして、そのロータリーの考え方、ロータリーの心というものを継続させることが、これからのロータリーを発展させるうえで最も大切なことだと考えております。
「最近のロータリーは変わった」との意見を時々聞きますが、本質的なことは全く変わっておりません。1951年に Object of Rotary(ロータリーの目的)が改訂されてからは、現在までほとんど変わることはなく、これを受諾した人のみがロータリアンとしての特権を与えられています。(2013年より翻訳が「奉仕の理想」から「奉仕の理念」に変更)

ロータリーの目的;「自分の職業の中に奉仕の理念を取り入れこれを育て発展させること」
奉仕の理念;「超我の奉仕」 「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」

そして、ロータリーは「行動」です。クラブ内でお互いを思いやり、友情を育み、そしていろいろな形での奉仕活動を通じてロータリーを楽しみましょう!!

第3 地区、各クラブにおいて達成すべき目標
1)ロータリーをもっと知って、楽しむ
 ロータリーの理解を深めるために、情報を整理し、研修を推進する
  RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)への参加推進
  マイロータリーのラーニングセンター利用
 クラブ内でロータリーを学ぶ(会長時間、卓話、新会員セミナー、炉辺会合など) 
 親睦活動・奉仕活動への積極的参加
 DEI(多様性、公平性、インクルージョン)の推進
2)行動計画に基づいた会員増強
 2026年6月末の時点で3,200人を目指す (2023年 3,115人、2024年 3,090人)
3)ロータリー財団へのご支援をお願いします
 年次基金 150ドル以上/人
 恒久基金 ベネファクター1名以上/クラブ
 ポリオプラス 30ドル以上/人
 ロータリーカードへの理解と普及
4)米山記念奨学会へのご支援をお願いします
 16,000円以上/人
5)ロータリークラブ・セントラル「3か年計画の目標と達成度」の入力をお願いします

第4 2025-26年度 地区内主要行事
地区大会 記念ゴルフ大会 2025年10月17日(金)  広島CC西条コース
地区大会 1日目 2025年10月18日(土)  ホテルグランヴィア広島
地区大会 2日目 2025年10月19日(日)  東広島芸術文化ホール「くらら」
第16期RLI パートⅠ 2026年1月25日(日)  広島YMCA国際文化センター
第16期RLI パートⅡ 2026年4月5日(日)  広島YMCA国際文化センター
第16期RLI パートⅢ 2026年6月7日(日)  ホテルグランヴィア広島
RYLA      2026年4月4日(土)~5日(日)  国立江田島青少年交流の家

第5 2025-26年度 関連する行事
RI第3690地区(韓国)地区大会  未定
国際ロータリー第117回年次大会 2026年6月13日(土)~17日(水) 台北市 台湾