2020-21年度 国際ロータリー会長テーマ
Rotary Opens Opportunities
ロータリーは機会の扉を開く
2020-21年度国際ロータリー会長
ホルガー・クナーク
ヘルツォークトウム・ラウエンブルグRC(ドイツ)
RI会長メッセージ
ロータリーはあらゆる機会を提供しています。奉仕の機会、リーダーシップの機会、世界を旅する機会、生涯続く友情の絆を築く機会、新しい会員を受け入れる機会等々。
ロータリーを有機的かつ持続可能なかたちで、成長させるためには、現会員を維持し、クラブにふさわしい新会員をいかに募れるかにあります。
アジアのロータリアン数は北米のロータリアン数を上回っています。しかし、ロータリー発祥の地域や、高齢化が進む地域で、ロータリーは衰退し老齢化しています。この大きな変化に適応しなければなりません。
ロータリーを成長させ、より強く、適応力を高め、中核的価値観に沿ったロータリーでなければなりません。そのためにはロータリーの目的に合致したローターアクターや若い職業人・女性に扉を開かなければなりません。
新しい人と出会い、その人達にロータリーを楽しんでもらうことは、私たち自身にとっても楽しみであることを忘れてはなりません。私たちは、互いのつきあいを楽しみながら、さまざまな活動で充実した時間をすごしています。このような楽しい経験を生かす必要があります。
楽しむための一番の方法は皆が集まることです。ロータリーのビジョン声明の最初の一語がこの言葉Togetherで始まっています。
Together, we see a world where people unite and take action to create lasting change across the globe、in our communities、and in ourselves.
(私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています)
ロータリーとはクラブに入会するというだけでなく、無限の機会への招待です。ポリオ根絶のように大規模で歴史的なプロジェクトから、地域社会でのささやかなプロジェクトや1本の植樹まで、奉仕する機会への扉を開いてくれます。
私たちは中核的価値観を基に、世界中の友人たちとともに、より豊かで意義ある人生への機会の扉を開きましょう。「ロータリーは機会の扉を開く」です。
2020-21年度国際ロータリー会長
ホルガー・クナーク